小池一夫のキャラクター進化論(2)変化と進化のスーパーキャラクター≪へンしン・パ!≫ (星海社新書)
本, 小池 一夫
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- タイトル: 小池一夫のキャラクター進化論(2)変化と進化のスーパーキャラクター≪へンしン・パ!≫ (星海社新書) de 小池 一夫
- ISBN: 4065114373
- ファイル名: 小池一夫のキャラクター進化論-2-変化と進化のスーパーキャラクター-へンしン-パ-星海社新書.pdf
- 発売日: 2018/3/25
- ページ数: 295 ページ
- 出版社: 小池 一夫
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ファイル名 : 小池一夫のキャラクター進化論-2-変化と進化のスーパーキャラクター-へンしン-パ-星海社新書.pdf (サーバー速度21.88 Mbps)
ファイルサイズ : 28.01 MB
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小池一夫のキャラクター進化論(2)変化と進化のスーパーキャラクター≪へンしン・パ!≫ (星海社新書) epubダウンロード無料 - 内容紹介 キャラクターは、永遠に不滅生物の「進化」とは、「長い時間とともに周囲の環境に応じて、その形や機能、行動などを多種多様に変化させ、身体をその場所に順応するようにつくりかえて、さまざまな環境に広がり散らばり繁栄していく」ということ。キャラクターもまた、環境に適応していかないと生き残ることができません。次に起こる大きな社会的変革は、AI革命なのか、VR革命なのか……、あるいは想像もつかない時代の変化があるのか。未来はわかりませんが、やはり人はキャラクターの物語を語り続けるでしょう。一緒に次の時代に生き残るキャラクターを創りましょう。 小池一夫*以下、本書目次より抜粋はじめに キャラクターは変化し、進化する!第1章 見る者を魅了する「キャラクター」とは?第2章 奥義開陳! キャラクターを進化させる七つの「三位一体」とは第3章 実践! あのキャラクターはこうして創り、変化し、進化した第4章 あのキャラクターはこう進化した!第5章 キャラクターを進化させる「時間」おわりに 内容（「BOOK」データベースより） すべてのクリエイター垂涎の秘伝の書!!永遠に不滅なキャラクターの創り方。 著者について 小池 一夫作家、漫画原作者中央大学法学部卒。大学時代より時代小説家・山手樹一郎氏に師事。1970年『子連れ狼』(画/小島剛夕)を執筆以来、漫画原作、小説、作詞、脚本など幅広い創作活動を行う。代表作に『首斬り朝』『修羅雪姫』『弐十手物語』『クライングフリーマン』など多数。1977年より漫画家育成のため「劇画村塾」を開塾。独自の創作理論「キャラクター原論」を教え、高橋留美子、さくまあきら、原哲夫、堀井雄二、板垣恵介など多くのクリエイターを育てる。2000年以降は学校教育の中でも後進育成を行う。2005年米国漫画界のアカデミー賞といわれる「アイズナー賞」の「漫画家の殿堂入り」。2010年より開始したツイッターのフォロワー数は80万人を超える(@koikekazuo)。山科 清春編集者・漫画原作者・ライター大阪芸術大学文芸学科卒。2003年より小池一夫氏の助手として大阪芸術大学キャラクター造形学科の立ち上げに参加。出版社で漫画雑誌・単行本などの編集を行った後、フリーに。企画・構成などを担当した書籍としては『キャラクター新論』(小池書院)、『人を惹きつける技術』(講談社)、『リドル&ドリル 小池一夫のキャラクターメソッド』(グラフィック社)、『キャラクター創造論』(ゴマブックス)など(いずれも小池一夫・著)がある。漫画原作者として著作に『ドラゴンエフェクト』『ブースカプラス』(小学館クリエイティブ)など。研究者としての共著に『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)がある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小池/一夫 作家、漫画原作者。中央大学法学部卒。大学時代より時代小説家・山手樹一郎氏に師事。1970年『子連れ狼』(画/小島剛夕)を執筆以来、漫画原作、小説、作詞、脚本など幅広い創作活動を行う。1977年より漫画家育成のため「劇画村塾」を開塾。独自の創作理論「キャラクター原論」を教え、多くのクリエイターを育てる。2000年以降は学校教育の中でも後進育成を行う。2004年米国漫画界のアカデミー賞といわれる「アイズナー賞」の「漫画家の殿堂入り」 山科/清春 編集者・漫画原作者・ライター。大阪芸術大学文芸学科卒。2003年より小池一夫氏の助手として大阪芸術大学キャラクター造形学科の立ち上げに参加。出版社で漫画雑誌・単行本などの編集を行った後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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『子連れ狼』『修羅雪姫』『弐十手物語』など多くのヒット作品を手掛け、また高橋留美子『うる星やつら』『犬夜叉』、原哲夫『北斗の拳』、板垣恵介『グラップラー刃牙』、堀井雄二『ドラゴンクエスト』など多くの弟子を輩出してきた劇画村塾の塾長としての顔をもつ御年80歳を迎えた現在もなお現役の劇画原作者として第一線で活躍し続ける劇画界の巨匠・小池一夫！『小池一夫のキャラクター進化論(1)漫画原作マル秘の書き方』の続編となる本書。前作ではキャラクターの創り方や定義について述べられていたが、今回はその作り上げたキャラクターからのさらなる飛躍について語られています。その時代にヒットした作品でも連載が終了すると次世代には受け入れられずに忘れ去られるケースがほとんどだが、『あしたのジョー』『ゴルゴ13』『ルパン三世』は誕生から半世紀を迎えても色褪せることなく時代を越えて愛され続け、それがいかにスゴイかという事がわかります。前回に引き続き、本書でもキャラクター創りのテクニックが紹介されているが、プロとしての技術というよりも漫画を描きたいという人のための初歩的なところから教えてくれます。「キャラクターボックス」や自分の創ったキャラクターに話しかけてみるなどそのキャラクターに魂を吹き込む作業の大切さやタイトルと名前、しゃべり方などキャラクターを形成していき、ひいてはそれが魅力的なキャラクターにつながっていくのだろう。今回も例題として『クライング フリーマン』『首斬り朝』『傷追い人』『春が来た』『少年の町ZF』の原作を基に解説しているが縮小版でもいいので完成された漫画原稿も掲載してもらえると比較してわかりやすいと思います。本書ではさらに筆頭弟子である高橋留美子先生の作品を基に解説されており、『うる星やつら』も元は諸星あたると恋人のしのぶがメインのはずだったが、宇宙人であるラムちゃんの人気が爆発して結果としてラムちゃんが主人公になったそうだが、鳥山明作『Dr.スランプ』も発明家の則巻千兵衛が主役だったのにロボットであるアラレちゃんの人気が爆発してアラレちゃんがメインになったから同じケースだ。『うる星やつら』も魅力的なキャラの宝庫で登場人物みんながあたるに起因するようになっている事がよくわかる。『めぞん一刻』も同様で登場人物たちのキャラクターが起ってて五代くんに起因するような作りになっているから構造上は一緒なのだ。時代や環境、年齢、性別によって受け入れられるキャラクターは変わってくるが、ヒットするには偶然ではなく、何かしらの要因があることがわかるし、読者が感情移入して共感できるようなキャラクターが時代や国境を越えて愛されるのだろう。作品を創ろうとする時の心がけとして大切なのは「どんな話を創るか」ではなく「どんなキャラクターを描きたいか」だ。最後に本日は小池一夫先生の82歳の誕生日です。おめでとうございます。これからもお身体に気をつけて後進の指導に導き、多くの才能ある漫画家たちを世に送り出してほしいと思います。
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