日英インテリジェンス戦史: チャーチルと太平洋戦争 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
本, 小谷 賢
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- タイトル: 日英インテリジェンス戦史: チャーチルと太平洋戦争 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) de 小谷 賢
- ISBN: 4150505446
- ファイル名: 日英インテリジェンス戦史-チャーチルと太平洋戦争-ハヤカワ-ノンフィクション文庫.pdf
- 発売日: 2019/8/6
- ページ数: 268ページ ページ
- 出版社: 小谷 賢
平均的な顧客フィードバック : 4.6 5つ星のうち(7人の読者)
ファイル名 : 日英インテリジェンス戦史-チャーチルと太平洋戦争-ハヤカワ-ノンフィクション文庫.pdf (サーバー速度19.4 Mbps)
ファイルサイズ : 23.88 MB
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日英インテリジェンス戦史: チャーチルと太平洋戦争 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)電子ブックのダウンロード - 内容紹介 秦郁彦氏(現代史家)推薦! 「太平洋戦争への道をたどる日本と米国の裏側に密着した英国インテリジェンスのタフな軌跡を、新公開の史料を活用して見事に描きだした」 第二次世界大戦を勝利に導いたチャーチル英首相は、敵国の秘密情報を得ることに執念を燃やした。米国の協力により日本の外交暗号「パープル」を突破し、極東情勢の急変を予見。日本が無謀きわまる太平洋戦争に突入する一方、米国の参戦によって英国は戦局を打開する――。新史料から見えた日英の情報戦の実態とは? インテリジェンス研究の第一人者のデビュー作が、最新の研究成果をふまえた大幅加筆のうえ改題・文庫化 内容(「BOOK」データベースより) 第二次世界大戦を勝利に導いたチャーチル英首相は、敵国の秘密情報を得ることに執念を燃やした。米国の協力により日本の外交暗号「パープル」を突破し、極東情勢の急変を予見。日本が無謀きわまる太平洋戦争に突入する一方、米国の参戦によって英国は戦局を打開する―。新史料から見えた日英の情報戦の実態とは?インテリジェンス研究の第一人者のデビュー作が、最新の研究成果をふまえた大幅加筆のうえ改題・文庫化。 著者について 日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職。主な著書に、『モサド』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)、『日本軍のインテリジェンス』、『インテリジェンス』、『インテリジェンスの世界史』など、監訳書に『CIAの秘密戦争』(マーク・マゼッティ、池田美紀訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)がある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小谷/賢 日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、日英インテリジェンス戦史: チャーチルと太平洋戦争 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
川島真・東大教授が2019年9月5日のnippon.comで、「日本は大枠としては米国と歩調を合わせつつも、以前よりも独自の外交路線を追求し始めているのではないか、少なくとも結果的にそうなっているのではないか、と筆者は考える。」と仰っておられる。一例として、「韓国に対して信頼関係の欠如を理由に「ホワイト国」待遇から除外」を挙げている。一方で、マスコミ報道では、韓国政府への「戦略的放置」なる方針を日本政府が採用した、と言われる。事実とすれば画期的なことだ。これまでの日本外交は、”どげんかせんといかん”という意識がつよく、押すか引くかのどちらか(戦前は押す、戦後は引く)の対応であった。それが今回“放っておく”である。何か画期的なことが、日本外交におこり始めている。 本書を読むと、“放っておく”は有りだなと実感する。《7月7日の閣議でイーデン[英外相]は、「我々は戦争の危険を冒してまで対日抑止策をとることはできない」と発言するに至っている。一見このイーデンの対日政策は消極的に映るが、1930年代後半からの対日政策を振り返った場合、これは英極東戦略の一大転換点であった。なぜなら1941年2月まで、極東で日英間の懸案が生じそうな場合には常にクレイギー[駐日イギリス大使]が外務省を訪れ、日本側と交渉を重ねるというような構図が定着していたが、今回は日本の南進の意図が明らかであるにもかかわらず、イギリスはこれを完全に黙認してしまったからである。このようなイギリスの態度は巧妙であった。ベネット[外務省極東部長]の言葉にもあるように、英外務省はイギリス単独の対日抑止の有効性に疑問を持っており、アメリカが事前の対日抑止を行わない状況では、先に日本に行動を取らせておいて、後でアメリカが何らかの対日政策を打ち出さざるを得なくなるような状況を期待していたわけである。》 つまりは、「単独で日本と対立するよりは、日本に行動を取らせておいてそれに対するアメリカの対応を待つ」戦略だ。なんとも、現在の日韓、日中、日朝そして日露関係につががる事例ではないか。 そして著者はこう結論される。「インテリジェンスと外交政策が最も効果的に連携したのが、1941年7月の南部仏印問題[南進]であった。」当時のイギリスはナチ・ドイツに連日連夜爆撃され自国を守るに精一杯で、極東のことなぞは守ろうにもどうしようも手を出しようがない状況にあった。つまり“戦えない”勢力であった。考えだしたのが“インテリジェンスと外交政策との連携”による対抗である。そして見事にはまった。 おもえば戦後の日本も、“戦えない”勢力である。ならば、同じ状況にあったイギリスから学ぶことは多い。軍事力でもない、経済力でもない、政治パワーの発揮である。ついてはまずは形から入ろう。2014(平成26年)1月に日本版NCS[国家安全保障会議]を発足である。なお。この創設にあたっての有識者会議のメンバーには、著者が「本書の執筆過程で最もお世話になった」中西輝政・京大名誉教授が入っておられる。現在の対韓政策が、後代の歴史家から「インテリジェンスと外交政策が最も効果的に連携した」と言われるかどうかは、今は分からない。ただ、日本版NCSの創設が、「以前よりも独自の外交路線を追求し始めている」ことに、そして「戦略的放置なる画期的な方針」につながっていることはたしかだろう。政治パワーである。
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