〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)
本, 溝口 雄三
[溝口 雄三 epubライブラリによる無料の〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)。 溝口 雄三の本を溝口 雄三から無料のepubライブラリから無料のPDFファイルとしてダウンロードします。 無料でダウンロードできるデジタル書籍〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)による〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)]
詳細
- タイトル: 〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書) de 溝口 雄三
- ISBN:
- ファイル名: 中国思想-再発見-放送大学叢書.pdf
- ページ数: 165 ページ ページ
- 出版社: 溝口 雄三
溝口 雄三のPDF 〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)を無料のフランス語のデジタルブックでダウンロードしてください。 通常、この本の費用は価格ユーロです。 ここでは、この本をPDFファイルとして無料でダウンロードできます。余分な費用をかける必要はありません。 以下のダウンロードリンクをクリックして、溝口 雄三 de 溝口 雄三の本をPDFファイルとして無料でダウンロードしてください。
〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)オンラインブックダウンロード - 『中国化する日本』の著者・與那覇潤さん推薦!「儒教侮るべからず。独自の近代化のエンジンを探った泰斗の遺言」ヨーロッパ的な意味での個人の自由がないことを、中国のマイナス荷とみなすことは正しくない。むしろ「公」「大同」や「縁」のつながりの中での利他の道徳性に、中国的な個の基盤がある。そこに改めて注意を向ける必要がある。ヨーロッパにあるものが中国にない代りに、ヨーロッパにないものが中国にあるのである。(本文より)●目次まえがき第一章 中国の「天」第二章 中国の「理」第三章 中国の自然第四章 中国の「公」第五章 宋学の興り第六章 宋学の展開第七章 陽明学の興り第八章 陽明学の展開第九章 十六・七世紀の転換第十章 清代から近代へ参考文献
〈中国思想〉再発見 (放送大学叢書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
中国については、世界史の一部と高校の漢文を学んだだけである。でも隣国、なんとなく気にかかっている。シニアになって、はじめて魯迅や中国のことを学び始めた。日本とちがい、中国は古代から文化の国である。近代になるにあたって、日本はわずかな文化伝統を捨て去ったのに、中国は古代の文化に基いて、近代化に進んだようだ。これが大きな違いと、私は思ったが、私はともかく、本書は、中国古代の観念、天・理・公・自然の概念が歴史のはるかな変遷を経ながら、君主と庶民の実生活のフィードバックを通じて、どのように生きてきたかが原典と実証をふまえて、実に生き生きと面白く描かれる。研究書の体裁ではないようだが、叙述は学術に満ち溢れている。われわれ日本に住むと、世界の人間は、特に隣の中国の人々は、われわれと同じく感じながら、生きているように感じるものだが、本書を見ると、中国の人々は、同じ漢字を使いながら、異なった感じで、生きていることが教えられる。私や公の概念が日中で異なること、それ故に中国の個の自由の発展に制約があるのだし、また反面、中国社会の現在の組み立てが、中国の「公」の概念と整合的に、形成されるのだ、というようだ。それに、われわれのありふれた観念が打ち破られることがある。封建の概念はわれわれは、ネガ概念と感じるが、中国では、ポジ概念と感じられ、歴史に大きく作用した、ことなどじつに説得的に語られている。思想の歴史が、コアだが、思想は政治や経済の状況と関連する観念だ。中国思想の本には、純粋に思想の歴史の中で、それぞれの思想の異同を扱う本がみられるが、本書はそうではない。その意味で、本書は思想史の本なのに、中国の歴史における政治と経済の分析の本でもあり、そういう意味で、シニアと青年の優れた教養の書物だと思われる。
0コメント